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積水ハウス施工の中古一戸建て 湘南山手に登場!
2018-10-22
湘南山手は、横須賀市により、土地区画整理事業で整備された分譲地です。
当初、土地の販売が多く、当時は、坪単価も結構高かったことが記憶にあります。
湘南山手の土地区画整理事業のHP.
土地区画整理事業において、もともと山をお持ちの地主たちは、横須賀市と共に、造成、道路設置などを行い、分譲地として整備しました。
その後、地主さんは、区画された土地を所有することができました。
山を大きく持っているよりは、建築可能な道路を整備し、土地利用ができるようにする最大のメリットとして行ってきたことになります。
山を分譲地にするための造成費は、地主さんが返還された土地以外の空き地を分譲金額で充当されます。
全てにおいてメリットがある事業となります。
今回の依頼者は、その分譲地を当初から取得されて、積水ハウスで注文住宅を施工し、現在までお住まいになっているご家族。
その当時は、総額7000万円位はしたのかな~・・・という感じがしました。
注文住宅の設計は、主に奥様が考えました。
風水の考えで、家相の良い家を設計したいとうことだったようです。
売却依頼時は、「設計図や建築確認書(確認済証)」などの資料をあずかりいたします。
その設計図に、たくさんの方位の線が引かれ、良い方角に玄関をもってきていました。
普通、北側の道路に面した場合は、玄関が北西か北東、北側に来ることが多くあります。
しかし、北東に玄関を持ってくることは、悪いものが入ってくるといわれ、、いわゆる「鬼門」の位置なります。
また、北西に玄関を持ってくればよかったのでは・・・と思ったのですが、この土地は、北西側には段差があります。
そこで、一番良い位置である南東「辰巳」の方位に玄関をもってきたのではと思いました。
やはり、明るい玄関、そこからの同線でつながるリビングの位置、階段の位置などがおのずと決まってきます。
おや?と思ったのですが、リビングダイニングの天井がなく、2階まで吹き抜けになっています。
そこからは明るい光が入ります。
吹き抜け・・・・家相的には賛否両論もございますが、オーナー様の納得の設計。
特に、建物の南側の庭のスペース、これはなかなかないのではと思うくらい、広くとってあります。
広いお風呂には、大きめの窓が設置されています。
ゆっくり湯に温まりながら窓を開放できるのでは・・・。
オーナー様から、メリットやデメリットをしっかりとヒアリングし、買主様にとって安心して検討できる手続きを行っていきます。
ちなみに、地震がきたときでも、近くに建つPホームは揺れたと・・・とのことですが、その時の地震でも、積水ハウスのこの家は揺れなかった!
と、オーナーさんから聞きました。
20年が経っても、躯体はしっかりしているんですね!
リフォーム工事が流行っている時代、ご購入された方には、この建物を活かし、お好みの改装を考え、末永く住んでいただきたいと思います。
~つづく~