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追浜町売アパート、無事に契約いたしました~浄化槽?・・・本下水?の注意点~
2019-10-06
京急追浜駅徒歩5分の1棟売アパートの契約を行ってまいりました。
重要事項説明や売買契約書の読みあわせを行いました。約2時間の長丁場。
売主S様と買主E様におかれましては、大変お疲れさまでした。
重要事項説明では、直ちに利用可能な施設の記載事項があります。
「直ちに」ということですので、費用をかけずにインフラ(施設)を利用できる!という内容です。
現場は公共下水同地区です。
現地の外回りなどの汚水マスをみても、公共下水です・・・土地を掘ったわけではありませんが・・・(笑)
しかし、私道があるので、横須賀市役所には私道内の下水道管図面がありません。
そこで、重要事項説明の前には、売主の告知である「物件状況報告書」という記載事項が大切になります。
そこでS様に状況を確認したところ・・・・。
公共下水だと思うのですが・・・との回答。心配に・・・・。
なぜ、私が慎重になるかと申しますと、H2年の建築計画概要書では浄化槽排水なのです。
ただ現地は浄化槽もなければモーターもなく、タンクの蓋もなく・・・。
実は、追浜地区においては、公共下水道区域による公共工事が遅かったのです。
建築計画の時は、浄化槽。その後、建てようとしたときに、公共下水道が整備されたのでしょう。
そのはざまだったのですね。
現地には、当初、浄化槽からでる水が側溝に流れていたのでしょうが、その側溝も乾ききってます。
まず利用されていない。
ましてや、私道内には側溝の隣に塩ビの汚水蓋が数メートル間隔に設置しています。
今回は、公共下水道となっていましたのでひと安心しました。
横須賀市役所で取得できる建築計画概要書と、現況が違うケースもありますので、ご注意してください。
売主S様の記憶が定かでなかったのですが、思い起こしてくださって感謝。
みんながあつまったので重要事項説明を始めよう!・・・という瞬間に、再度現地にいって確認をしたのはおそらく初めてです(笑)
売主S様、本当にありがとうございました。