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人口減少!これからどうなるのか・・・~相続と終活編~
2020-01-21
横須賀市役所で、市の担当者の皆様と、不動産業者を含めた会議を行いました。
高齢者の皆様の住まい探し、そして、今後どうなっていくのか・・・という情報交換の場。
我々宅建協会は、定期的に高齢者様の住まい探しの相談を行っています。
会議の内容は・・・
それは、所有する家には一人暮らし・・・しかも80歳を過ぎている。
そのような中で、掃除も行き届かずに、広すぎる自宅。
それを売却をしよう、そして老後の資金をつくって、賃貸住宅に引っ越しをしよと・・・。
しかし、その引っ越し先の賃貸住宅をなかなか借りれない。
それ以外に、一人暮らしで急にな亡くなられて、お身内がだれかわからない・・・。
または、相続人がわからず、お墓もどこにあるかわからない。
などなど、高齢者様の今後の対応をしっかりとしていかないといけない時代が来ています。
横須賀市役所の福祉課の担当の方からききました・・・相当の数のお骨を預かることが多いとか・・・。
やはり、身内や親せきがわからないと・・・と思います。
横須賀市役所では、その対応をするべく、「わたしの終活登録」という事業を始めたとのことです。
本当に素晴らしい!下記はそのサイト。
私共不動産会社は、空き家問題も抱えております。
谷戸地区や階段数百段を上る場所は、相続放棄を希望する方も多くあります。
死亡を知った時から三ヶ月以内に家庭裁判所に手続きが必要。
逆に、有の財産を相続すれば、負の財産も一緒に相続。
階段数百段の空家を解体しようとすれば、少なくとも300万以上。場合によっては500万円!
このような理由から、相続が始まる前に、事前にご本人が、有の財産、負の財産を子に伝えたりして対策が必要となります。
人口減少では、これからますますわからなくなってきます。
元気なうちに終活登録や相続財産の遺言を公正証書で残す・・・。
後見人をたてる前に書類として残すことがこの時代必要になります。
「人口減少」…この一言。
近くに身寄りがない、身元引受人がわからない状態、かたや親戚の住所すらわからない状態のケースも多くあるようです。
田舎になれば、近所の人たちの助け合いすることも多く、近しくなります。都会になれば隣の人と話しもしない・・・ということもあります。
マンションでは上下階の人と話したこともない・・・とか。
人口減少・・・身内も少なくなる・・・ということ。
しっかりと対策をしておきましょう。