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半年間の長い道のりに終止符！無事に引渡し完了～港北区大倉山編～
2020-02-13
２０１９年７月に専任媒介をいただき、その後、速やかに販売活動！
８月には、売買契約の締結ができた今回の大倉山の土地付建物。
オーナーＨさんはご高齢。
この売却資金をもとでに、今後の老後を満喫したい！・・という依頼。
買主Ｈ社との契約条件は、土地の目の前が私道のため、その所有者全員の通行承諾を取得すること・・・、です。
契約締結時は、うれしい瞬間でしたが、翌日からの私道承諾のことをおもうと、どこから手とつけていこうか・・・と。
はたしてできるのだろうか？とおもったスタートでした。
その後、３か月間、私道所有者の方々に挨拶まわりをし、おうかがいをしたり、郵便でお手紙を出したり・・・。
やはりスムーズにはいかない。
連絡もこなければ会うこともできない・・・、この時間が刻々と過ぎていく。
登記簿を見ても、所有者の住所は数十年前のもの。
私道所有者の現住所はわかりません。
輪をかけて、「大倉山」の地名は、もともとは「太尾町」で地名もかわっている。
周辺数十件の登記事項を取得し、私道所有者と周辺の所有者が一致するか、相続でその経過がわかるか・・・、という行動をしました。
そして！
年末にさしかかるまえに、私道所有者のひとりが判明し、交渉後、私道持分を譲ってくださいました。
このことは相当に大きい！２０名以上の通行承諾の取得がその代わりとなり解決。
あとは数名のかたがたの承諾を残すことで年越し・・・。
年末年始は、気が気でありませんでした。しかし食欲は大せいで太ってしまいましたが・・・（笑）
新年早々、私道使用者で近所の方Ｆ様の存在がわかり・・・。
この地区にご貢献された方でした。
その方が、私道の承諾にむけて、遠隔地の所有者の連絡窓口になって下さいました。
涙が出るくらいうれしかった。
私道所有者の二人は、遠い東北におすまいであり、その連絡手段を教えていただき、電話と手紙により承諾をいただきました。
そこで大きく進展し、今日の友引の日！ 無事に買主Ｈ社に引き渡すことができました。
素晴らしいことがこれからも同じく続くように「友引」。
私道所有者の皆様は、本当に素晴らしい方が多く、ご協力的でした。このことも成就できた要因。
買主のＨ社の担当Ｏ氏も、素晴らしく、誠実で、私と一緒に承諾取得に動いてくれました。
近所の方々も、Ｈ社の新築計画を周知出来て、安心してくださっていると思います。
みんなの協力があって、初めてオーナーＨさんへも貢献もできたこと。うれしかった。
過ぎ去った日々のなかで、「忙しい」や、「どうしよう・・・」「無理かも・・・」の言葉は・・・すでに論外です。
その中には、「感謝」「実行」「共感」ということでかならず道は開けます。
途中経過での不安やつらさも垣間見えますが、ハッピーエンドを目指しましょう。
全てが解決します。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
これからは、Ｈ様の安心できる生活を送ることができると思います。
後日、太尾神社と熊野神社にお礼参りも行きたいと思います。
