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湘南の邸宅、旧き良き造り再生できるかどうか!~逗子市新宿編~
2020-03-12
昨年の11月よりお付き合いいただいているオーナーU様。
逗子市新宿三丁目の売却のご依頼をいただいている方。
昨年の暮れから測量に入り、令和2年の新年を迎え、1月が終わるまでは一般消費者の方々があまり見に来られませんでした。
土地で8000万円なので、新築を建てると1億2千万はこえます・・・。
なので、その時期は、土地の確定測量手続きを平行に、不動産買取会社への買取として営業活動!
ようやく2社のオファー、しかし、まだまだ価格の開きがある。
2月に入り、パンデミックとなった新型コロナウィルス・・・。
今後どうなるんでしょう・・・。
いろいろと世界の状況も変わってきています。
U様との大切なご縁は、このような中でも、しっかりと守っていきたいと思います。
そこで、いろいろな角度から、販売の機会を見つけようと考えています。
U様の希望は当初8000万円、このような状況になりましたので、2月末日に7200万円に価格を改訂させていただきました。
もともとは、土地(上物付)としての販売をしていたので、そこから建築費を加算する検討者を探していました。
予算的にも1億をこえる方への販売活動なので、需要は少ないのではと思います。
上物付・・・という理由なのですが、
理由は、建物本体が昭和39年新築、その後、増築が昭和50年。
なので、基本的には土地の価格として査定もしたのですが・・・。
最近、土地に建っている「上物」・・・、使えるんじゃないですか?・・、と。
メールや電話で、一般消費者及び不動産仲介会社からの声が出てきています。
もちろん外見からの目視での判断からなので、室内の状況は未確認。
外見からは、造りが良いのもわかりますが、オーナー様の素晴らしいセンスが一目で感じられます。
鍵をあずかっていますので、建物の間取りを画いてきました。
大きい!ノートにはみ出したので2ページにまたがりました(笑)
建物の状況ですが、昭和39年の本体部分は、床の張替、根太の修理が必要。
南側に長く造られたゆとりある四尺五寸幅の廊下(ぬれ縁?)の床と根太も修理が必要。
2階はもともとの造りのままですが、あまり傷んでいない。
しかし、増築部分のLDK、浴室、その脇のトイレは全然OK!
吹き抜けも広大で素晴らしい!この部分だけでも生かしてもいいのでは・・、と思うくらい立派です。
なので、躯体や白蟻、雨漏れの調査をしたうえで、購入の検討をする方がいらっしゃるのでは・・・。
そういう意見が少しづつですが出てきました。
U様の先代は、この風格ある家を造られて、風情あるこの新宿の地で暮らしてこられました。
周辺も立派な邸宅が多く立ち並ぶ場所。
この機会に、建物の価格は評価に算入しないとしても、せっかくのお声がけなので、建物を公開させていただきました。
ご興味がある方は、内見も可能です!
U様へ・・・、
私を今まで信じてくださってありがとうございます。これからも、最後までしっかりと対応いたします。
新型コロナ、お気をつけて!