知っておきたい!不動産のお役立ちブログです。
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物件の案内をする仲介担当の行動?~内見予定から土壇場キャンセルの理由とは~
2020-03-21
横須賀にある「グレーシアパーク彩の丘」というマンションがあります。
眺望の良い素晴らしいマンション。
これからオープンするCOASUKA(旧ショッパーズプラザ)にも車ですぐ。
4階のお部屋を所有するオーナーA様より、専任媒介の依頼を受けて販売活動をしています。
お世話になっているHさんの紹介なので、しっかりと対応していきたいと思います。
このマンションは164部屋。
現在販売中のお部屋は・・・4階は福家ホーム㈱、5階の2部屋はUホーム、他社で2部屋の販売中物件があります。
一般的に、オーナー様が不動産売却を直接依頼する仲介会社を「元付」または「物元」と言います。
購入する側に立つ仲介会社を「客付」といいます。
どちらも「業界用語」。
4階の部屋は私が「元付」の立場。
なので、レインズ(不動産業者間のみでの情報公開サイト)に出しています。
今日、面識のないK不動産(他の協会で面識がない)のお客様が内見したいというアポがあったので、
弊社専任の4階の部屋を内見することで、私も同席予定。
早めにエントランスにいきました。
K社とその内見予定者をエントランスにお迎えするため。
もちろん、オーナーのA様は部屋で待機。
エントランスにつくと、別の不動産会社も立っています・・・。
その方は、後からわかったのですが5階の元付のUホームさん。
この方も5階の部屋の「元付」の立場なので、客付け会社と内見予定者をエントランスに待っている。
客付けのK社のみがとうとう登場!・・・内見者はいないのだが、どうしたのか・・・。と気になります。
エントランスに着いたとたん、K社は私に対して・・・「すみません・・・、今日の内見予定者はすでに4階の部屋は以前見たので今日は見ないと・・・。」
しかも、その脇にいた5階元付のUホームさんに対しても、K社は同様の言葉で土壇場キャンセル。
すぐさまエントランスでK社は退散し、残ったのは私とUホーム。
元付同志がエントランスに残って・・・。
「同じ方が、4階も5階も見る予定だったんですね」と会話。
・・・これはよくある話。
しかし「4階も5階も以前見られた内見者を、同じ部屋の案内をするK社さん、不思議な会社ですね・・・・・・」
とお互いに疑問でした(笑)
このように、内見予定者と客付け会社の意志の疎通がなされていないことがたまにあります。
これは、オーナー様や元付側の時間のロスにもなります。
ポジティブな考え方としうては、・・・
もしこの話が進んだとしても、その後の大切な契約の時に、意思疎通ができていないことで大きいトラブルになったりしても
問題です。
K社の対応が早めにわかってよかったと思います。
オーナーA様にも心から元付としてお詫びしました。
A様からは、次回の内見を心待ちにしてます!と、力強いお言葉をいただきました。