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三浦市新築を成約いたしました。隣地擁壁がある場合の対策とは・・・

2018-06-12
チェック
今晩、三浦市岬陽町の新築物件を契約させていただきました。
妻の親友の方(会社経営のK社長)からのご紹介です。大切な買主様をご紹介してくださいましてありがとうございました。
私も以前からK社長にはお世話になっています。いろんな方々から愛される温かいお人柄でございます。
よきご縁をいただきまして、深く感謝申し上げます。
取引物件は、もともとが三浦市の土地区画整理事業により造られた住宅地で、住環境が抜群です。
お客様用の車が駐車ができる位の広いカースペースがございます。3台は駐車できます。
 
玄関上部はルーフバルコニーとなっております。
ルーフバルコニーには洗濯物をたくさん干せますし、乾いたら洗濯物をすぐに取込み、みんなでバーベキューを楽しめるのではと思います。
開放的なルーフバルコニーはいいものです。
この住宅地ですが、数十年前に土地区画整理事業によって造成されました。
場所によって、宅地と宅地との間に段差が生じている区画もございます。
新築を建てる場合は、計画建物付近に古い擁壁や石積みがあったり、敷地付近が傾斜地になっている場合、神奈川県の条例(第3条崖条例)により、建物の安全性を考慮するプランニングが必要になる場合が多くございます。三浦半島自体、景観が素晴らしいところが多く、傾斜地やひな壇の地勢が相当に多いところでございます。
下の写真では、左側にブロック状の古い石積みが存在しております。
その安全性を考慮したうえで、売主様が防護壁を施工されたようです。これも建築確認許可に基づく一環でございます。
下の写真、違う方角にも古い擁壁がございます。見たところ、相当に古いとおもわれます。近い距離でもあり、高さも4m以上ございます。
古い石積みに対して、計画建物が安全であることを前提に、建物躯体の一部をコンクリートにする設計で施工されました。基礎を高くしている状態で、所謂、高基礎といわれます。
現場状況にもよりますが、この高基礎がさらに高くなる場合もあり、位置により、窓の寸法が小さくなったり、設置ができないこともございます。
このように、隣接工作物における角度やその高さ、計画建物との間隔を考慮して施工方法を決定いたします。
 
話は変わりますが、敷地から下がったところに傾斜地がある場合もございます。
今週ご案内する金沢区片吹の土地です。道路側からは、角地で接道も申し分なく、景色も良さそうです。
その敷地の下には7m位下がった傾斜地がございます。
写真のように草で覆われています。
平らな敷地に建築をする場合でも、下がった傾斜地が隣接するしているため、建物基礎部分の下に杭を設置したり、基礎を深くしたりする工事を行うことが考えられます。
基本は、計画建物の安全性を保ち、その建物に住まう人々の安全な暮らしに基づいております。
景色が良い方角には傾斜地が存在することが多くございます。
建物の安全対策を考えながらも、その開放感を活かした毎日の暮らしが楽しくなるプランニングを実行し、素晴らしいマイホームの実現を叶えていただきたいと思います。
本日は、夜遅くまで、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
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宅地建物取引士歴36年・公認不動産コンサルティングマスター歴26年・2級ファイナンシャル・プランナー技能士取得し、さまざまな角度からお客様の資産設計提案業務や不動産仲介業務で貢献いたします。豊富な経験で、お客様目線の接客と親切丁寧な説明をいたします。ご依頼者の約90%はご紹介です。              【推奨物件】            売マンション プリオール葉山の杜 5980万円 葉山マリーナ徒歩2分                                     
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