市街化調整区域5000㎡超の売買契約～信頼できる全ての当事者～

知っておきたい！不動産のお役立ちブログです。

2020-10-11

三浦海岸の朝の虹

今日はおめでたい日。

三浦海岸の虹も素晴らしい。

三浦市某所にある９０００㎡の土地売買契約を行ないました。

市街化調整区域なので、原則的に建築ができません。

長年お付き合いいただいているＩ社長が買主です。

資材置き場として地主さんから借りている土地を、この度購入することになりました。

その仲介役を仰せつかったということですね。

仲介業として、売買契約するにあたっては、宅建業法３５条書面、３７条書面の作成が義務です。

そのため、しっかりと調査。

神奈川県横須賀土木事務所、三浦市、三浦市水道局、三浦消防署、県庁、横浜中央図書館などなど・・・。

いろいろと回ったのですが・・・、

調査の結果、原則的に建築はできませんでした・・・。

残念。

しかし、購入の目的は「資材置き場」です。

売買金額もそのことを踏まえております。なので問題なし。

今回の土地、５０００㎡以上の土地です。

契約後、神奈川県と三浦市に、国土利用計画法にもとづく土地売買届出が義務付けられています。

その売買に関し、神奈川県から不勧告がでれば、晴れて最終決済ができます。

価格や用途、目的に指導がでれば（「勧告」といわれます）決済はできません。

山林も含まれてるので、近年の土砂災害警戒区域や土砂災害特別警戒区域の指定も進んできます。

土地所有者で売主であるＩ様も、福家ホーム㈱を信頼してくださり、気持ちの良い売買契約をすることができました。