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不動産の価格を知りたい・・・~査定書と簡易査定書のちがいとは~
2020-12-17
注目重要
不動産の価格がいくらなんだろう?・・・。
そのような相談は日常的にございます。
不動産は大切な財産でもあり、将来のことを考えれば、知っておきたい!ということになるでしょう。
査定には「正式な査定」と「簡易査定」があります。
不動産は奥深いものでもあり、法令や権利、インフラの状況により価格に格差がでます。
その内容を調査しないで、机上作成で査定書を作成することを「簡易査定」や「机上査定」とよばれています。
福家ホーム㈱は、机上査定や簡易査定のときでも、一連の法令調査、権利関係を調査しています。
無料査定・・・とよばれているのは、机上査定や簡易査定のことで、なんの調査もしていないので、気を付けましょう!
なぜなら、不動産調査は査定の要。
法務局での権利調査、接道、私道や公道、市役所ではインフラの台帳書類、道路査定図、建築確認の有無・・・など。
とうぜんに、そのエビデンスを取得するため費用がかかります。
調査に一日、書類作成に1日としても時間はかかります。
もちろん、ご売却の前提での話となりますが・・・。
ざっと計算しても、査定書作成費等は実費もいれれば3万円はいくでしょうね・・・。ふつうは。
売却をしない場合などは、簡易査定や机上査定となります。
これは、依頼する方も「そこまで詳しくは・・・無料でお願いします・・・。」というざっくりの金額を知りたいという場合もありますので、これもありです。
こんなときでも、福家ホーム㈱は、現地目視、採寸、擁壁、道路関係のリスクや対応のことを、経験則で概ねわかります。
そのため、概ねの金額もでます。
私は、認定不動産コンサルティングマスターもあり、いい加減なことはできません。
机上査定でも、真剣勝負!
机上査定の場合、「不動産推進流通センター」による不動産価格査定マニュアルに準じて査定書を発行します。
これで、大切な資産の金額わかります。これは無料!
一番気を付けないといけないので、災害関係。
土砂災害特別警戒区域に該当する物件は、擁壁工事やRC建築物に限るなどの規制もり、査定額は低くなります。
道路においても、4m未満の道路幅員に接している敷地は、「セットバック」で道路提供しないといけません。
そして、段差があれば、その部分を削ったりしないといけないので、擁壁やり替え工事も査定に鑑みることとなります。
一般的に、A4紙ペラ1枚の査定書は、あまり役に立たないのです。
あとからこんなはずではなかったのに・・・、となります。
しっかりと法令にしたがって作成するべきでしょうね。
これから久里浜中古一戸建ての査定、平作の豪邸の査定があります!
いずれも住み替えなので、真剣勝負の査定で参ります!