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老朽化した大きな建物を壊す費用が・・・~400坪の敷地の活用とは~
2021-01-28
注目重要
28日の本日、晴れて、土地賃貸契約の締結ができました。
コンサルタント業務の一貫です。
足掛け3年でした・・・(笑)
土地は第三者所有の建物が建っている底地。
建物所有者は土地を賃借している借地権者とよばれます。
私は、土地の地主さんからの依頼でコンサルタント業務を請け負いました。
土地は400坪近く。
老朽化した建物も400坪・・・。
解体工事に3000万円位かかるとのこと。
この広さでは、なかなか借地権の購入者もいないし、建物所有者は維持管理もできない。
ましてや、解体工事を行なう費用もない。
そのような中で、地主さんも困っていたようです。
土地の測量、相続登記、遺産分割、更新料、承諾料の交渉、借地権を継承する関係者の協議・・・、さまざまな3年間でした。
そこで白羽の矢が立ったのが建物所有者の深い知人である不動産業者K氏。
そのK氏は私も以前からの知人。
建物所有者とかかわりのある方がこの借地権を購入したいと。
この関係のなかでK氏が抜群に活動したのです。
K氏は建物の解体工事やこれからの新築建物の請負。
老朽化した建物解体費用=借地権の売買金額に近い。
建物所有者の譲渡益はあまり出ないと思います。
その金額は不明ですが・・・。
このK氏が取扱う建物売買の深い縁は、私に依頼する地主にとっては二度とこない縁。
もちろん、有益であり、円満に譲渡承諾料や20更新料、建て替え承諾料を検討しまして無事に合意。
合意をもとに、これから来る20年間の土地賃貸借契約が新にはじまったのです。
老朽化した建物の一部は残すこともでき、いままで長年お住まいになっていた方も継続して住むことができます。
住むかどうかは別ですが。。。(笑)
コンサルタント業壽は、やりがいのある仕事です。
地主さんの笑顔を見ることもできました。
これからまた別件で、地主さんが所有している更地の活用を提案する予定となっています。
国有地があって、この立会が半年もかかった・・・、もうそろそろでしょうか、貸地として募集するかも・・・、200坪。
乞うご期待。