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鎌倉市二階堂の専任媒介活動の進捗状況~売主様にとって一番有利な方法とは~
2021-05-20
注目重要
鎌倉市は二階堂、閑静な街並み。
M先生からのご依頼で、専任媒介で売却活動を行なっています。
室内は、家財や什器備品が散乱していますので、専門業者に撤去を申請中。
相当多忙な業者さんなので、6月下旬には撤去完了予定。
平成15年の建物は90㎡超。
土地は128㎡
1階リビングの脇がお風呂とトイレ、その奥に広い洋間、2階は広い洋間と納戸と吹き抜け。
画家や小説家の方が、この地で思考をこらしながらゆっくりとした時間の中で芸術を完成させるような別宅の雰囲気。
残念ながら、室内の状況ですが、一目瞭然で改装が必要となりました。
ホームエレベーターもありメンテナンスをどうしていくか。
エレベーターの撤去となれば相当なコスト・・・。
さて、売主様にとって一番ベストな売却をすることが私の任務です・・・。
問題点は、
①建物は築18年でも、瑕疵担保責任がでると、売主さんも保証できずに困る。
②測量がなされていないので、土地の境界確定をしないと価値が下がる。
③近所がどのような方がお住まいか不明(相続事案なので)
④個人が購入すると、さらに改装費用がかかり、その部分で今の販売価格に減額交渉が入る可能性もある。
⑤空家で、相続がからむ物件なので、建物の扱い方については今の売主さまは不明。
簡単に一部だけ抜粋しても、このような問題をクリアーしていくことが必要。
そうすれば、購入するかたも、安心して、今の表示金額を妥当とおもって検討してくれるはずです。
なにせ2000万円台で鎌倉で車が入る物件。
いま行っていることと申しますと・・。
①の問題は、これはしっかりと購入者に説明差し上げて納得した頂いた方に売却。
不動産会社の買取の場合はこの条件をのんでくれるケースが多い。
②測量については、すでにオーナーの了解のもと、横須賀のI事務所にお願いしました。
こちらの先生は本当にスピーディーで、間違いない!心から信頼してます。
③近所の方は生前の方は知っていても、いまの所有者は存じ上げない。
この世のなか、できることは測量の際に、ご挨拶の手紙を私から出し、お近づきになる。
コロナ禍なので、まずはご挨拶の手紙をだしました。
④個人の方の改装は、それ専門の業者になり、そこの事業利益がでるので、割高になる。
改装費用が莫大になれば、おのずと購入検討の際に、オーナーへ価格交渉がはいる・・・。
それを回避するためには、各段に低コストで太いパイプをもっている買取不動産会社の買取の金額もありでは・・・。
この部分はいまは調査中。
⑤建物の扱い方は不明・・・、この二階堂の物件はホームエレベーターがありますが使えるのであろうか・・・。
メンテナンスはどうするか・・・。これは説明書を送ってもらっている最中、そして、建築時の設計図書もあるようです。
それに基づき、しっかりと検討者に説明します。
このように、一つひとつ問題をクリアーにしていくことで、「物件」の価値をたかめていくのです。
このことはオーナーにとっても有益なこと。
そして、そのためには、私が信頼できる司法書士、土地家屋調査士、リノベーション会社、弁護士の方々とのパートナーシップ。
しいては、購入者にとっての安心な購入への道筋にもなります。
現在販売中ですが、すでに、個人の方でリノベーションを検討しているY様がおります。ご縁だと思いますので、回答を待ってみたいと思います。