知っておきたい!不動産のお役立ちブログです。
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本日、行政との勉強会に出席~高齢者などの賃貸住宅事情~
2021-10-28
注目チェック
本日は、午前も午後も会議の一日でした。
学校関係の会議を終え、午後からは行政との賃貸住宅等の勉強会に出席。
内容は、高齢者が単独で賃貸住宅に入居するにはどのように・・・。
そして、どうすれば・・・。
そのためには、行政と私ども不動産の専門家が、共に一緒になって検討していく必要があります。
高齢社会、そして核家族化。
実子は実家に戻らず、世帯が別になり子は住宅ローンの返済・・・。
それぞれの世帯に、それぞれ背負っているものがあります。
高齢化とは・・・逆に言えば、医療や食のおかげで、元気な証拠!
なにより、家族のサポート、友人との趣味などなど・・・。
素晴らしいことです。
実は、賃貸住宅における高齢者の入居条件では困難も多いのですが、逆に、ハードルをさげることで、これからの街づくりが飛躍的に明るくなるのです。
「高齢者」と客観的に称されていても、かえって若い人よりも身も心もパワーがある方も多いのです(笑)。
そこで、賃貸住宅を契約するときも、高齢者お一人暮らしでも、お身内が連帯保証人になりさえすれば借りられるところは沢山あります。
元気に働いていて、それなりに所得があるかたであれば、高齢者単独の入居が可能です。その場合、お近くのお身内の方に緊急連絡先人になっていただく。
このことで、入居への道筋のハードルは下がります。
そして、賃貸住宅の契約条件で必要なのが、家賃を保証する保証会社への加入です。
このことは、大家さんにとっては最大の安心材料なのです。
保証会社に加入するためには、高齢者単独入居の場合は、必ずと言っていいほど、お身内には緊急連絡先人になっていただくように要請されます。
お年を召してきて、長年暮らしてきた愛する町を今になって離れることは、だれしも、寂しくて、思いきれない・・・ものです。
仲の良いお友達が近くにいてくれること、それだけで毎日が楽しい。
そして、さらに元気に暮らせることで、その町が活性化していく。
素晴らしいことです。
行政の皆様もしっかりとそのサポートを検討しつつ、私ども専門家も実現がたとえ遠くても、「より多くの話を聴く」「すこしでも実現のために多くの知恵を絞る」という姿勢でおります。
そのために、日々勉強会を行っています。
いままで支えてきてくれたのは、大切なお爺ちゃんやおばあちゃんです。
尊敬されるお立場なのです。
暮らしやすく、あたたかい社会で、楽しい日々を元気に過ごしていきたいですよね。