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３月１５日に売買契約の予定となった横須賀市追浜町某所の一戸建て。

もともとは、奥の土地を所有しているE様が隣地購入を希望していたことがきっかけなのです。

私が大変お世話になっているE様からの一本ので電話。

隣地が売りに出るから、買う方を頼むよ！って。

E様は以前から、隣地の人に、買いたいから売るときは声をかけてね・・・、と伝えていたそうです。

近年、高齢化が進んでます。

横須賀は、地勢的にも高台が多く、なかなか暮らし続けるには困難・・。

先日、プロサッカーの大久保選手の関係で逸見地区で横須賀市施設の建物を借り受けるという記事をみました。

若い方が挙ってクラス高台になるとよいとおみます。

私も長崎市で百数十段の階段を上って暮らしていたおかげで骨折したことがありません。

E様にとって、その時を迎えた昨今。

隣地が出ることになったので、売買の交渉をしていただきたいと。

さっそくに、隣地所有者であるK様に伺いました。

査定、現地調査・・・。

隣地のK様の土地は公道に面して、脇の私道にも面する角地。

しかし、私道は第三者の所有地。

法的には、建築基準法４２条１項５号（道路位置指定）の認定を受けている私道です。

この道に２ｍ以上敷地が接していれば建築は可能。

しかし、私道を通行したり、給排水管を埋設したりする場合は、私道所有者の承諾が必要。

E様の土地は私道には面してますが公道には面していません。

高台で駅まで２０分近くかかる今回の場所。

ですが、どうしてもE様にとっては購入したい。

そうすれば、奥の所有地とK様所有の手前の土地が地続きとなります。

将来は使い勝手が良くなるのです。

得てして、「買いたいときには売ってくれない。」

「売りに出ているのに買う気持ちになれない・・・とか買えない・・とか」。

隣地の購入の売買はそんなに多くないのです。

隣地が売たとき・・・これぞ「千載一遇」のチャンス。

売りに出たときに「買うことができる」・・というタイミングこそ、最大のチャンス言えます。

不動産はたくさんありますが、同じものはありません。

しかし、地続きの土地は世界に一つだけなのです。

今回の事案、E様は即決。

そして売主のK様も快諾。

今後、契約から引渡しまでの期間は長いのですが、合意にいたりました。

余談ですが、調査で気づいたのですが、E様の土地内の建物の雨樋は、どうやら隣地に越境しているような・・・。目視ですが。

しかし、隣地を買えば、このことも自己所有地内になるので問題ないですね（笑）。

将来はアパート建築ができるかも。

E様もK様も将来の夢は膨らむばかりです（笑）。