知っておきたい!不動産のお役立ちブログです。
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7月時点の基準地価の発表~実際の相場と違うので注意する点は・・・~
2022-09-22
チェック重要
今年も「基準地価」の公表がありました。
7月1日時点で都道府県の地価調査で鑑定士が算出した数値。
湘南の茅ヶ崎は住宅地でも上昇率トップ!
しかし、横須賀市長坂は下落率トップ。その後須軽谷・・・。
海に近いもの同士なのにこれほどまでなぜ違いがあるのか。
駅の距離や湘南という知名度。
あとは買い物や子育ての環境でしょう。
一言でいえば、基準地価は人口密度に比例している感じです。
ちなみに、基準地価の公表は、㎡単価、そして(1.1)とかのカッコ書きで記載している。
このカッコは増減の%。
前年に比べての率。
しかしその率はわずかの数%。
しかし、実際は、茅ヶ崎にかぎらず、逗子と葉山も含めて場所によっては前年に比べ上昇率が数十%のところも・・・。
不動産の実勢価格をしるには、不動産会社の成約事例にかなうものはありません。
基準地価の目安としては・・・
分譲地で四角い土地、道路との高低差のない、普通の土地。
そのような場所で、鑑定士が算出し、基準地価を反映している場所が多い感じがします。
不動産会社は、実際の重要な売買をおこなうための査定をするため、道幅、高低差、地形、インフラ、擁壁、崖条例、建築基準法、土砂災害の指導・、給排水管の敷設替ええ、有効敷地面積などなど・・、このような調査をしてからの査定となります。
いろいろな規制により価格がさがったりします。
反対に、海目の前なら基準地価の何倍もの時価にもなったりします。
基準地価を用いて実際の金額を出す場合の一例では、基準地価に1割程度加算して実勢価格を計上する場合が多いのではないでしょうか。
そのあとの数値に、人気市場である需要率をかけたり、規制が厳しく需要率を下げたりして算出していきます。
今回の基準地価。
概ね不動産の人気が続いておりましたので、良い傾向であるとおもいます。
各地点の場所もさまざまでしたが、決して、自己所有地が新聞等に記載している「基準地価の㎡単価」を土地面積にかけた金額…と思ってはいけません。
具体的には、私ども不動産会社に、おききください。周辺の成約事例がたくさんあります。
そして、どのような規制やメリットがあるか調査いたします。
いつでもご確認に来られてくださいませ。