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人口減少に歯止めがかかりません~令和4年10月1日現在、横須賀は~
2022-11-04
カテゴリ:コンサルティング
注目チェック
空家住宅の相続問題、市外への移住、今後の人口減少を止める方法は・・。
午前中、夫婦で大祭に出席し、御祈願をいただきました。
感謝のひとことです。
すごくパワーをいただきました。
数多くの皆さまや古巣の会長夫妻ろも会うことができました。よかったです。
S先生、素晴らしいご縁をありがとうございます。
今日の新聞でびっくり・・・人口減少!。
令和4年10月1日時点の人口と世帯数が発表されました。
三浦半島・・・半島という地形もあり、三浦市、横須賀市、逗子市、葉山町はいずれも減少です。
自然減(出生数-死亡数)が多いところは横須賀市、三浦市。
もともと高齢者が多い地域のためだとおもいます。
三浦市は現在40,943人、減少が17人、30,000人台になるのも時間の問題であるのでは危惧しています。
横須賀市は379,803人、342人減。
これから、第一次ベビーブーム(昭和22年以降)に生まれた団塊の世代の皆様が後期高齢者へ突入となります。
そのあと、出生率も減少であろう時代もあり、令和6年以降はさらに人口が少なくなるように思います。
少子高齢化、晩婚、未婚、独身、女性の仕事改革、AIの発達、おひとり様・・・。
どれをとっても、これからの人口減少傾向は否めません。
人口密度は少なくなりますので、日本国土の土地を利用できる一人当たりの面積は多くなりますね。
本日、市役所で相談員を務めましたが、やはり空家の問題でした。
数年前から、さらに輪をかけてこの問題が多くなっています。
市外の相続人がほとんどです。
もともとの実家に戻ることがないようで、市外に家を持っている方がほとんどです。
実家を相続放棄(死亡を知ったときから3ヶ月以内に家庭裁判所へ申請)していないので法定相続になる方がほとんどです。
そのため、親が亡くなった後、実家をどのようにしてよいのかが一番の悩みとなることが多いようです。
資産価値が高ければよいのですが、車が入らない土地建物の場合どうでしょう。
古い家が既存していると悩みが増えるのです。
既存建物の解体費用、工事費用など、多額の費用がかかります。
「マイナス財産」となる場合もあり、その財産を受け継いだ場合は、当然に法定相続人同士で遺産分割協議がまとまりません。
話はもどりますが・・・、
やはり、「半島」との地形がそうさせているのではないかと思います。
半島の利点・・・なによりも海からの玄関口を改革。
半島のデメリット・・・交通量が少ない。
漁業権の問題もありますのでうまくはいきませんが。
高速道路の割引がよいのでは。
昨今、増税の話がたくさん増えてます。
長い距離を走った車は、その分だけ税金が高くなるという案もでていますが、これは半島には最大のマイナスです。
そもそも、道路をつくるガソリン税が一般税になっていることが不思議です。
できれば、「海からの入口」「安価な交通費」がこの半島の人口減少を食い止めるとおもっています。
そして、一番は、企業誘致。
企業が来てくれれば、家族が来る、家族が来れば店がにぎわう。
子育ての教育費用無償化も賛成です。
子どもは宝物、そして、将来を担ってくれるのです。
土地も家も相続されて子供に受け継がれます。
その子供たちが、この横須賀、三浦市に住みたい、生まれたふるさとを盛り上げたい!という気持ちになることが大切ですね。
住みたくなれば、空家を壊さずしても再利用するのではと思います。
各相続人は市外にマイホームをもっているので、じっくりと時間をかけながら、これから大人になる子ども達に託すしかありませんね。
また報告します。