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相続・・・。

ここ最近、一番多い相談となってます。

親が急になくなってしまった・・・。

親戚があつまりまして、葬儀、納骨、百箇日、一周忌・・・。

多忙な月日がすぎていくのも早いのです。

すぐに３ヶ月や１０ヶ月が過ぎるのです。

死亡を知ったとたんに金融機関は預金口座を凍結。

その前に引き出せるかどうかも疑問ですね。

相続放棄は・・・。

死亡したときから三ヶ月以内に家庭裁判所に申請。

怠ると放棄はできません。

相続税の納付・・・。

死亡したときから１０ヶ月以内に相続税の申告。

相続税の納税期日をこえることになり、遅延損害金が発生・・・。

なかなか故人の財産は把握していないのでこれは税理士さんに依頼。

いろいろな期限をすぎて、不動産の相続登記もなされないまま、年月だけが経過していることが多いのです。

相続とは、プラスの財産（現金やすぐに換価できる好立地の不動産）、マイナスの財産（借金や費用がかかる不動産）を同時に引き継ぎます。

兄妹、子孫がいれば、法定相続、または、遺産分割協議で長引くこともあります。

今回、あらたに、嬉しい制度が開始されます。

「相続土地国庫帰属制度」。

令和５年４月２７日からスタート。

都市計画区域内の空地にかぎるのですが、相続した土地で、活用方法もなく、遠隔地でなにも管理ができない・・・という場合。

審査により国が引き取ってくれます。

引き取ってくれる土地は一言でいうとすぐにだれでも換価できる土地のように感じます。

引き取ってくれない土地とは・・・

傾斜地や建物が存在している土地、壊せば大丈夫ですが、かなり費用がかかります。

抵当権がついている土地、測量されていない土地。人の通行や占有されている土地など・・・。

引き取ってくれる土地＝簡単に売れる土地

のように感じました。

国庫におさめるか、不動産会社に買い取ってもらうかの検討でしょう。

国に引き取っていただくためには負担金を納付しなければなりません。

面積によっては、費用も数十万かかります。

しかも、測量費用、解体費用、負担金など・・・。

いろいろな費用がかかります。

土地によってどうするかを検討するような制度ですね。

これから追浜駅周辺の相続対策で、数十カ所の底地や空地の売却を行ないます。

借地権が存在する底地が多く、手まめ足まめで一件ずつ建物所有者へ挨拶にいく予定をしております。

相続の際は、夫婦の場合では、配偶者への相続であれば１憶６千万円までの控除ができるので、かなり節税ができます。

しかし、親から子への相続は、目が飛び出る位の税金となります。

三浦市と追浜の地主様のコンサル。三浦市は遺言をM弁護士に依頼しつつ、相続対策の貸地手続きを行ないます。

追浜は、将来の相続税納付の貯金、介護費用、施設費用の捻出、介護施設の月額支払いの賃料確保の作業。

譲渡所得税を犠牲にしてでも相続税をすぐに納付できるために換価できる対策をしてまいります。

貸地にして相続税の軽減もありますが、一番はキャッシュフロー、申告時すぐにその窓口で納税という国税納付方法につき、いかに現金があるか・・・です。

必要なのは納税する「現金」がポイントです。