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本日、公益法人協会のお仕事で、横須賀市役所のみなさんと協議会に出席いたしました。

市役所は多くの人の列・・・マイナンバー申請のためです。北口駐車場は満車状態。

さて、人口３７万人台の横須賀市ですが、これからどうなるのでしょう。

人口が減少すれば、必然的に空家が多くなります。

形あるものは壊れる・・・老朽化して更地にもなります。

大家さんは悩みが多くなります。

本日の課題ですが、「高齢者が暮らし続ける場所」をみつけるため、私たちはどのようにすべきか。

アパートにお住まいの高齢者の皆様にとって、階段はつらい。

昔と違い、足腰が思うようにうごかず、徐々に転居を考え始める今日この頃。

しかし、現実は難しい。

転居先の賃貸住宅がみつかりにくい・・というか、大家さんのOkが出にくい現実にぶつかります。

その解決をするためにこのような会議を重ねております。

賃貸住宅の場合、借りるためには大家さんの合意が必要です。

大家さんの合意は、賃料などを下支えする「賃貸保証会社」の審査合格が前提となります。

延滞家賃を建替えたり、保証人不要の契約締結が可能となったり、万一の一人暮らしの遺品整理の費用などの負担をしてくれるます。

賃貸借契約期間中などの普通の時は問題ないのですが、契約終了時（死亡や延滞、残置物あり）の万が一の対応の際、不安をかかえる大家さんがおおくいます。そのため、高齢者の入居や一人暮らしの入居希望者がご苦労をする場合があります。

その不安を解消するため、賃貸保証会社としてもいろいろなサービスを増やしております。

これは、大家さんの不安の解消、そして、不動産会社においての多くの物件の提供につながるのです。

その保証があれば、高齢者の一人暮らしでも、生活保護でも、一人暮らしでも転居が可能となります。

老後においても、子ども達に頼らずに自由に暮らすことができます。

横須賀は地勢的に山坂が多い町、そして階段はつきもの。

そして、「三浦半島」のほぼ端、東京湾、相模湾に面する海の街。

陸路ではなく、やはり海路で盛んにできれば・・・と個人的に思っています。

マンションでも、古いものであれば、エレベーターが各階に停止しない・・・、階段では５階まで昇るなど・・・。

これが人口減少のひとつでもあります。以前、企業が離れたことで、人口４２万だったのが３７万人。

空家が増えるのは必至です。

便利な場所に需要が高まります。逆に階段がある土地や車が入らないところは空家が多くなります・・・。

これが購入者が判断している現実でございます。

受け止めなければなりませんが、これをとめる改善策を日々検討しています。

行政とともに動くことしかありません。

今後、階段の上や坂のうえの空家を所有している大家さんにとって、多くの課題が増えますが、このような場合でも、いろいろ角度で相談を承りますので、ご心配なさらず、まずはお話することで少しずつ解決していきましょう。