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境界鋲の復元作業がおわりました~土地取引における境界明示義務~
2023-01-16
カテゴリ:コンサルティング
チェック重要
土地境界標の復元は当初測量した土地家屋調査士への依頼がが一番よいです
三浦市の古家付の土地決済、そろそろ間近となりました。
平成26年に確定測量をおこなった土地ですので、本来ならその測量図に従って境界標が存在します。
ちなみに、境界標の種類には、コンクリート杭、プレート杭、鋲などがあります。
すぐにわかるのはコンクリート杭。
そして次にわかりやすいのは銀色にひかるプレート標。四角い金属プレートに赤字の矢印が記されてます。
一番番わかりづらいのが鋲。
擁壁などに「鋲」で示されていいる境界標の場合、擁壁が時間の経過で劣化したり、振動などで一部表面がはがれる場合があり、その時に、鋲も一緒になくなることがあります。
今回、まさにそのパターン。
当初あったところに鋲が無かったのです・・・・。
ジーパンと運動靴で、遺跡発掘なみに、刷毛(はけ)や先のとがった作業具を持参し丁寧に調べましたが・・・目視では発見できませんでした。
そこで、いつもお世話になっている土地家屋調査士のI先生に依頼。
あっという間のできごとでした。
依頼した2日後、復元されてました。
隣地は知り合いなので、そのことのお声がけはいたしました。
しかし、ここまで素早く行ってくださるとは・・・売主様も安心です。
もし、売主様が、違う測量会社に依頼した場合、最初から全体を測る作業となりますので、費用もかさみます。
もともとI先生の事務所で確定測量をおこなった現場でしたので安心でした。
本当に助かりました。
これで、お世話になってる買主のD社さんに無事にお引渡しができます。
売主様、I先生、本当にご協力いただきましてありがとうございました。