知っておきたい!不動産のお役立ちブログです。
不動産に関する出来事、情報、不動産の知識としてお役立て下さいませ
横浜のマンション探し、具体的に購入できるポイントは・・・。
2019-03-26
中古マンションを探しているN様。
今日は、N様のお母様と、3つの中古マンションを内見してきました。
1700万円から2500万円の幅がある物件でした(笑)
最初と最後のお部屋は、きれいにリノベーションされていました。
もう一つのお部屋は改装していないお部屋。
やはり、リノベーションしているお部屋をみると、好印象となります。
しかし、室内をフルに改装しているお部屋は、駅まで徒歩20分。
何もしていないお部屋は上永谷駅まで徒歩2分。
N様は、すでに購入後の返済計画を決めています。
マンションを所有すると、毎月の管理費や修繕積立金、駐車場などの維持費がかかります。
目安としては、月に3万円から4万円位ですね。
N様の希望は、そのような維持費やローン返済も含め毎月10万円以内です。
充分に理解できます。
逆算すると、住宅ローンは1500万円位から1700万円の借入額となるでしょう。
案内した物件は横浜です。さすがに人気がある地域なので限られてきます。
1500万円前後でフルに改装されている部屋はそうそうありません。
ましてや、税制の面では、築後25年を超えていると、住宅ローン控除も利用できにくくなります。
景色、日当たり、立地条件・・・、それを満たす物件!
しかも、1500万円位できれいなお部屋を・・・、というのがN様の希望。
知人I様の紹介につき、この夢はなんとか叶えてあげたい。
良い家相を希望するN様でもあり、稲家を営む妻へも協力いただきながらの物件探しです。
でも、現実は厳しく、この条件を兼ね備えたお部屋になると、2000万円は下りません。
お部屋を見つける重要なポイントとして・・・。
それは、妥協できないところを「一つ」に絞ること。
それさえおさえていれば、購入の決断がつけやすくなります。
もちろん、検索が流行っているこの時代、条件を満たす項目は沢山入力できます。
しかし、検索した結果、写真のイメージ、現場を肌で感じる実感とはかけ離れていることも多くあります。
30年以上の私の仲介経験です。
販売中の不動産は、不特定多数の方が随時内覧しています。
そして、最初に購入申し込みを入れた方が優先的に契約交渉権を獲得できる市場です。
同時に、売る方が、より条件の良い買主に譲りたいという条件をクリアーして、初めて契約となります。
一言で・・・トータルバランスがととれた物件は高くなっても売却できる!
という原理となります。
不動産市場は需給のバランスで価格が決まります。
その中で、今なにができるか・・・。それを見つけて、依頼者を共に歩みたいと思います。
N様、現実と向きあっていきましょう。
N様、現実と向きあっていきましょう。
同時に、しっかりとフォローしますね!