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契約交渉、更地渡しか上物付での引渡しか~湘南鷹取2丁目の契約交渉~
2020-10-29
注目チェック
本日の午前中、横須賀は、湘南鷹取2丁目の不動産売買契約を行ないました。
追浜駅からあるいてみましたが、全く問題なし!2丁目はいい!
売買契約書の項目ですが、「土地付建物」の場合は「不動産売買契約書」といいます。
「更地の土地」の場合は「土地売買契約書」を使用するのが一般的です。
今回の私の立ち位置は・・・、
買主様側の媒介会社(仲介会社)です。
なお、売主様はご高齢で、この日は、福家ホームに代理人の娘さんが出席していただきました。
遠くから。ありがとうございました。
そして、売主様の媒介会社はUホームのNさん。
素晴らしい営業マンでした。
この人なら、売主さんも全権を託すであろう・・・、と思いました。
私のお客様は、いつもお世話になっているF社取締役のO様です。
F社のO様には、先日も森崎で土地を購入していただきました。
賃貸向けの事業物件として。これから楽しみです。
いつもありがとうございます。
この日の契約までの交渉ですが、O様(買主)は更地として購入したかったので、売主様には、更地渡し条件での購入申込をさせていただきました。
Uホームさんと売主様は、できれば、上物付のままで、価格のほうでなんとか応えたいと・・・。
この選択が正解の道になりました。
上物付の売買であることが、今後の契約に問題点を残さないことになります。
①物件しゃ道路より高くなっている。
②売主様の想いでつまった建物を、自らの手で壊して売却するのは…ちょっと。
③更地渡しにすると、買主の建築方法にそぐわない解体工事になると、そこで売主と買主に軋轢が生じる。
この3点がポイント。
誠意あるUホームN様の交渉手続き、その結果に対して、多少のご譲歩をいただいた買主のF社様。
このことがあって、本日の契約は、問題が考えにくい素晴らしい契約となりました。
また、買主様直接に知人業者において建物の解体見積もりを取っているので、この件では、売主様はなんの心配もありません。。
契約もおわり、今後の事業方法をO様と話し合いました。
当初は更地にしようとおもってましたが、当分は、この建物をそのままにしておこうと。
もし、新築賃貸住宅を希望するお客様が出てきたら、解体して新築を建てようと。
それまでは、売主様の想いでのあるこの建物を利用できるのであれば、そうしようか・・・、と。
ハッピーエンドでした。
取引は、それぞれの想い入れや、それぞれの事情もあります。
どちらか一方の意見を押し続けても、それは相手方が幸福にはならない可能性もあります。
その仲を取り持つのが「仲介」の役割なのでしょう。
今回も、売主側の仲介会社UホームN様の真摯な対応があって、出席された売主様の笑顔があったのでしょう。
そして、買主のO様が、契約時に、速やかに、最終残代金決済の段取りや指定場所まで行ってくださったことで、売主様の安心感もつながったことが大きかったと思います。
司法書士は、買主様が信頼できる横須賀のH司法書士にお願いすることになりました!
皆さま、上物付の売却物件を取得する場合は、しかりと、それぞれの想いと、購入者の目的、使用方法を聞き入れて、素晴らしい交渉、契約を行なっていただければと思います。
本日は、おめでとうございました。