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知っておきたい!土地取得から新築完成までの物語~契約前の融資仮審査編~
2018-07-06
K夫妻、土地契約直前での融資相談となります。
まずは仮審査にはいります。
この時ばかりは、仮審査とはいえども、皆さん心配です。
住宅ローンは、土地などの契約前には仮審査、契約締結以降は正式審査、いわゆる本審査がございます。
仮審査では、個人信用照会や物件の概要、年間所得の総額ななどを審査したうえで、借入限度額が算定されます。
個人信用照会とは、いままでの融資返済の事故や、現在返済中の借入金などの調査を行います。
融資金額の多寡は、申し込みする方の現在の年齢がポイントです。
35年の返済期間で、80歳までに完済の計画なのですが・・・
定年は65歳ですよね。
銀行は、定年時の借入想定残高を見極めます。
なので、年齢が若ければ若いほど、残高も減りますので、若い人は融資審査も円滑です。
K夫妻は、30歳前半、しかも共働き!
金融機関様よりすぐにお墨付きをいただきました。
融資実行金利は1%以下ですが、変動金利につき、将来金利が2%になった場合の返済計画をたてました。
4000万円の融資がK夫妻の希望に近い返済となりました。
Y銀行さんは、5000万円までいけますよ‼との回答。
実行金利は0.7%!
とりあえず、変動金利はここ数年あまり変わらないし、最初の残高に年利が付されるので、最初の金利が安いほうがお得。
そこで、5000万円の枠取りをもって仮審査を申し込み完了。
土地の取得後でも、注文建築の希望を余裕をもって出せるテクニック。
おそらく、1000万円までの追加は出ないであろう!ということで進むことにしました。
まずは、多めに仮審査で融資枠取りの内定をいただくことが安心材料となります。
建築計画時に、当初の内定金額以上に追加することになれば、再審査です。自己資金を多くだすことの不安も出てきます。
内定した融資額を減らすは簡単です。
土地を契約するときは、自己資金を極力抑えて資金計画をたてましょう。
そうすることで、余裕のある、楽しい建築の打ち合わせができます!
次回は、土地契約時における注意点、抑えておくところをお伝えいたします。
~次回へつづく~