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知っておきたい!土地取得から新築完成までの物語~建築途中編~
2018-07-21
敷地に建築が着工されると、ようやく建物の形が見えてきます。
この辺りから、夢が現実となり、わくわくした気持ちになります。
K夫妻は、地鎮祭を行いました。
大工さんの無事を祈ることは大切です。
土地に沈め物を行いました。
祈願することは大切です。
基礎工事が始まったとき、その基礎を見たK夫妻は、「かなり狭いよね~・・・」とのご意見。
K夫妻の建物は、約40坪です。
1階部分が20坪位となります。
50坪近い敷地に、20坪の配置は当然に小さく見えますね。
建物の骨組みと屋根の形が立体的になったとき、
「すごく大きい建物だね~!」と感動したK夫妻。
これも一般的なご意見
お二人は、うれしい表情で、現場の梯子を使い2階に登りました。
実際に見る景色は感動いたします。
なんと海も見えました!
これも驚きの瞬間でした。
床に入ってくる日差しを感じることもできます。
木部の骨組みが出来上がったことを、「上棟」といいます。
建物の躯体や構造体が完成し、建物の最も大切な部分を確認できます。
注文建築ならではの良さですね。
昔は、上棟の日には、酒の席を一席もうけて現場でにぎわう「上棟式」を行うことがありました。
十数人の大工さんが一日で一斉に骨組みを仕上げます。
それは盛大です。
力仕事です。
終わるころには、大工さんはお疲れになっているはずです。
ねぎらいの意味をこめて、上棟が終わる夕方位にお食事を出したり、お酒を酌み交わしたりします。・・・が、
しかし、近年は、あまりお見受けしません。なぜなら、大工さんは車で現場に来ています。
お酒は絶対に現場で呑むことができません。
K夫妻は、お酒と食事代を封筒にいれて、棟梁にお渡ししました。
大工さんにとっては、帰宅後ゆっくりとお酒を呑めるのではないのでしょうか。
この頃、私は、またまた銀行の手続き。
上棟時には、中間金と称される工事代金を工務店さんに支払います。
既に、融資契約をしていますので、K夫妻の手を煩わせることなく、即日融資実行、工務店さんへの即日送金が完了!
上棟式も無事に終わり、着々と完成に進んでいきます。
K夫妻の表情はどんどん素晴らしくなってきていました。
サッシが入ったり、浴室、壁、天井なども順次出来上がってきます。
現場を見るたびに、K夫妻の目が輝きます。心底楽しいひと時でですね。
K夫妻の表情は、土地を購入したとき以上に素晴らしくなってきました。
土地を仲介した私にとっても、本当にうれしい瞬間です。
屋根が葺かれ、壁に色が輝き始めれば、完成は目の前となります。
最後まで、現場の大工さんが、事故なく、無事に竣工していただくことを祈るばかりです。
次回は、建物の完成に伴う、保存登記や引渡しのご報告いたします。
~次回につづく~