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買主E様は、私が長年お付き合いしている方です。

その方の知人が売主のK様。

K様をご紹介いただき、３月１５日に売買契約を締結することができました。

K様は４０年もこの地に暮らしてましたが、高齢化もあり、高台のこの地を離れ、ご子息が暮らす場所に移住する予定。

その祈り甲斐もあって、投資家のE様が、購入の意志決定をしてくださりすみやかな成約となったのです。

通常、売買契約から引渡しまでは３ヶ月位が相場。

めずらしいのですが、売主K様の都合により、引渡しは来年の３月。

引っ越し先の改築工事、そして今暮らしている場所でのお役目もあるようです。

買主E様も快諾してくださり、手付金を支払いましたが・・・。

仲介として注意する点。

引渡が長い場合でも、引渡すまでは売主の所有で管理責任。

①自然災害時の契約解除条項

②契約不適合責任

③現状有姿であるが、契約から１年後の引渡しまでの善管注意義務。

④契約時の土地建物の状態が、１年後に著しく変化したときの対応。

他にもいろいろありますが、このような注意をもって引渡しまで仲介業務を進めてまいります。

建物は古いので修補は必要ですが、K様の申告では雨漏りもシロアリもない。

そのような申告ではありますが、契約不適合の期間を設けて、買主の保全を図ります。

契約書にもしっかりと条文化しました。

まずは、売主様、買主様、双方が信頼関係のなかでの契約ができました。

私も安心しました、

K様、E様、売買契約、本当におめでとうございました。