知っておきたい!不動産のお役立ちブログです。
不動産に関する出来事、情報、不動産の知識としてお役立て下さいませ
2022年での不動産市場の報告と現実~この時期が続くのだろうか・・・~
2022-05-21
カテゴリ:コンサルティング
チェック重要
不動産はいまはバブル?
「売り手市場」と「買い手市場」・・・よく聞きます。
これは不動産にかぎりません。
数が少ないものは希少である・・・だから高い。
時計で言えばロレックス。
ロレックス専門店で新品を買おうと思っても、お気に入りのものは全くと言って在庫がありません。
新品より中古のほうが高い・・・。しかも何倍も価値が上がっている・・・。
昭和62年に私が不動産仲介営業を行っていたころの新築分譲マンションの相場のときに似ている。
新築分譲完売価格よりもその半年後の転売された中古マンションのほうが高く売れていた。
その時、不動産情報は全くと言っていいほどなかった。
会社の棚に入っていた物件配布図面(そのころネットは無し)の情報が100件だとすれば、バブルになったら数件ほどに減った・・・。
これは、挙って不動産会社が転売目的で買っていたからなのです。
一般エンドユーザー様にとっての暮らす家が、途中途中で転売されて高値での取得になっていた現状なのです。
最後は平成3年頃でしょうか。
銀行、証券会社の破綻、会社倒産、人口減少・・・。
転売阻止の税制改正、価格高騰抑制の行政のミニ(100㎡以上の土地)国土法・・・重課税の適用、等価の買い替え特例の撤廃・・・。
これが重なったことで首都圏の不動産がバブル崩壊。
そのころ、住宅ローン金利は7%くらいだっかたでしょうか。
崩壊後徐々に下がってきました。
今は1%を下回っている。購入者にとってはうってつけの時期。
しかし、住宅需要が高く続き、供給が間に合わない。
材料の値上げや石油の値上げ、戦争、コロナ・・・。
半導体不足・・・。
時代の変化やその時々の状況により、不動産価格が変わっていきます。
「暮らす」ための家。
「家」に「庭」があれば「家・庭」。
人の暮らしと人生、そして子育ては「プライスレス」なのです。
もちろん投資、高値、価値などを考える事も必要なのですが・・・。
大切なものは何かと思いますか?
その人その家庭において、何が一番最適であるか。
車が入る?新耐震?間取り?。
不動産の希望は100%叶わないことが多くあります。
特有のものだからなのです。動かない土地にあるからです。
なので、物件に対する妥協や柔軟な考え方があれば暮らしやすい家が買えるのです。
老後の資金や子育ての資金。
暮らしやすい環境。
勤務や退職金、老後の施設などなど。
さまざまな角度から話し合っていきましょう。
物件が少ない時期だからこそ、気づきがあるのです。
大手仲介会社同士で物件を取り合って、相乗効果で高く売れるというセールトークがまん延している時代。
これは、物件が少ないということを裏打ちしているからなのです。
しかし、不動産の売却は表面上の価格ではないのです。
買手の条件、時期、引渡しの期間、内装、法令制限など。
私自身、34年間培ってきた経験と実績を思い存分ご提供します。
そして、真摯にご相談に応じます。
不動産の価格は買手が少なくなれば、一気に下がります。
はたしてその時期がいつなのかはまだ未定です。
場所によって二極化することは間違いないでしょう。
価格が下がった場所は需要率は少ないのですが、個性や特有なことがおおくあります。
そのこと楽しんで購入するお客様も増えてきているような気がしています。
ムリしてみんなが挙って高くなってしまった物件を買わなくても・・・と、の意見もあります。
視野を広く持ちましょう!
お待ちしております。