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建物の番号が分からないときに謄本を取得するコツ~法務局(登記所)へ簡単に手続き~
2022-12-09
オススメチェック
古い建物は、建物の所在地と家屋番号が違います。
横須賀市某所のコンサルタント作業を開始。
12月6日火曜日に、地主S様の自宅うかがい、自宅の測量、市役所との水路の立会、隣接者の立会を行ないました。水行政の土地が隣接にある場合、測量作業は1か月から2カ月かかります。
しかし、水路の確定を行う場合など、測量費の補助金が出る場合があります。
地主S様はご高齢につき、所有する十数カ所の土地活用を一手に弊社に依頼してくださいました。
すでに土地の調査は終わっておりますが・・・。
測量されていない土地がほとんど。
これから土地家屋調査士の先生に依頼することになるでしょう。
多くの土地は、京急線の駅まで平坦で歩ける立地で住宅地。
車が入る場所や入らない場所もあり、今後の活用できる土地はその半分くらいです。
活用とは、相続税対策、相続税のための換価、等価交換など。
それ以外の車が入らない土地は、活用が難しいので土地の賃貸借契約(所謂:借地権者との契約)の更新作業及び管理作業となります。
土地の上の建物の調査も本日開始。(建物とは、地主S様の土地を借りている借地人所有)
新築年月日は昭和40年前後のものもあれば、「不詳」という相当古いものもあります。
不動産会社は、会社のパソコンで、「登記情報提供サービス」を利用して登記情報を取得することができます。
最近は土日も可となりました。
しかし、建物が古いと、建物の所在地の地番で検索しても、謄本が取得できない場合があります。
今回のS様のように、大きい(100坪位)土地を底地として数人の建物所有者に30坪の3宅地を貸していた場合、その上に数棟の古い建物が存在していても、土地の番号で建物の位置情報や謄本を取得するにはパソコンでは無駄が多くなります。(まちがって取得することが多い)
簡単な方法があります。
法務局にいって、土地の地番とその上に建っている建物の表札(または明細地図の氏名)の名前を書いて、建物謄本(全部事項証明といいます)申請をすれば、無駄な費用を使わずしてピンポイントで係の方が出してくれます。
一発で取得できます。
今回のように、横須賀市○○町33番地と記載されている建物でも、家屋番号が「166」となることも多いのです。
この家屋番号が分からないと、本来、建物の謄本を簡単に取得できないのです。
この番号が分からない場合は、1通600円を惜しまずに、登記所の窓口で申請しましょう。