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空家住宅の相続を受ける相続人様ののご苦労は言葉では言い現わせません~横須賀市三春町編~
2023-01-29
オススメチェック
相続登記、遺産分割、室内撤去、建物の処分・・・
8年前、弊社仲介で住みかえのお取引を完了したO様のご依頼。
親戚名義の空家住宅。横須賀市三春町、駅まで徒歩5分。
売却の方向で話が進んでいます。
O様のお母様と姉妹(O様の叔母)そしてO様と私で、空家住宅に入りで話しあい。
寒い中、ストーブを着けてくださってました。
室内は先代の荷物や家財があります。
多くは処分の予定ですが、中には大切なものや思い出の品物もあります。
そのチェックの為、本日、そして来月に作業をおこないます。
思い出のある家、解体して更地にして売却か、あるいは、買手さんが決まってからの解体か・・・。
建物は床はしっかりしていましたが、経年劣化は否めません。
新たな買主様がこの建物の再利用を望んでも、今回のO様のご親戚はその保証もできませんので、
おそらく、更地渡しの土地売買の方向になろうかと思います。
地元の廃品処分の会社は、指示をしない限り、トラックに全て積んで廃棄します。
大切なもの・・・アルバム、日記、代々受け継がれた物、通帳、お金・・・。
なかなか捨てられないのが人情です。
しかし、亡くなった方のみ利用できるものは、相続人は利用できませんので使い道はありません。
やはり、処分しないものは、思い出の品。写真、アルバム、通帳、現金化できる品物、遺品となるでしょう。
お時間をかけて作業をするだけでなく、車で時間をかけて往来するため、そのご苦労は言葉では現わせません。
思い出を語りながら、じっくりとご親戚同士で空家内の家財や遺品を整理していただけることをお祈りいたします。