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本日、横須賀市追浜の土地の一括決済をしてきました。

一括決済とは、売買契約と同時に、代金全額を買主から売主に支払い、その場で完結する方法。

その場には、所有権移転のために、司法書士の先生にも同席していただきました。

地主K様が長年悩んでいた土地。

その土地には、所有者不明の建物があります。

もちろん、建物内には家財もどっさり。窓越しに見えます。

買主J様は、このような状態で、土地を投資として購入。

これからの策は・・・。

建物の鍵もありません、勝手に入ると不法侵入、建物の家財も勝手に撤去できません。

まずは、本日立会でお越しいただいた司法書士の先生に、建物所有者の存在、不存在の足取りを追っていただきます。

最終的には、相続財産清算人を裁判所で立てることになる可能性が高いのです。

土地の売主K様は、数年間地代をいただいてません。何十万円にものぼります。

督促しても通知が不可能。

長年の空家状態。

一般消費者では手がでません。

いままでの未納地代請求権を買主へ継承する合意もできました。

しかし、建物所有者は、資金力がない場合、相続財産清算人の経費がでません。

未納地代の清算ができるかどうかも不明。

相続人が不存在ですので、今後の予納金や解体費用などを想定で計算していきます。

相続人が発見された場合は、これからの未納地代の交渉や、今後の土地賃貸借契約解除等の協議となります。

土地が占有状態になっている現実、放置状態。・・。

この件は、土地の売買契約までは宅地建物取引業の仕事ですが、借地の解除、訴訟、相続人の不存在などについては、専門の弁護士、司法書士の先生に委託します。

長い道のりではありますが、投資するJ様のためにも、今後お付き合いしてまいります。