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２０年来のお客様であるK様より、ご所有されている横浜市南区大岡の不動産を売却されたいという連絡がありました。

そして、先日「専任媒介契約」を締結し、作業に入っています。

K様は、相続で所有されていますので、長期間のご所有となります。

建物は現在まで貸しておりました。

この度、賃借人の退去となりましたので、売却の決断をなさいました。相続で所有された大切な財産です。

価格は３９８０万円「中古住宅、もしくは土地（上物付）」

敷地は５４坪、建物は昭和54年新築の21.7坪。車庫は２台～。

上大岡駅から徒歩１０分。

今回の土地は、測量図もありますので地積は確定しています・・・・・が。

測量図上における境界標の「印」の一部は、計算点となり、行政の地図作成時において、何らかの理由で現場に境界標を設置できない状態だったようです。（土地家屋調査士より聴取）

気を付けないといけないことは・・・たとえ測量図が存在していても、現場で明示できない場合もある・・ということです。物理的、地勢的に。

今回は測量の依頼となり、専門家の機材で正確に計ってもらうこととなります。そして、財産価値を落とさないためにも、境界線を確定します。

境界標を設置する場合は、隣接地の所有者様にも確認をしていただく必要があります。現在、見積もり依頼です。

境界線が明確になれば、上や下、右や左を確認し、越境物の有無を確認します。

工作物やフェンス、給排水設備の越境が発見されたときは、その場で隣地に撤去要請をするとびっくりっして、よき関係がなくなることもあります。

そのため、越境物については、将来の工作物やり替えや建替えのときに、その越境を解消しましょう！という覚書の作成をすることとなります。

土地が確定したら、安心してお客様との売買契約が可能となります。

３月下旬には、契約が可能になるように、現段階では作業を行っております。

ちなみに、横浜市においては、用途地域が第１種低層住居専用地域においては、最低敷地面積100㎡という決まりがあります。

今回の敷地は１７９㎡なので、２分割ができません。

近年、狭小宅地に３階建を建てた住宅が多く供給されているこの上大岡駅周辺。逆に、大きい土地をお求めに方には最高かもしれません。

２世帯住宅、長屋住宅、連棟建て、大型一戸建てなど・・・夢広がります。

乞うご期待ください。