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横須賀市追浜町某所、底地売買の決済完了~借地権、公道、国有地・・・さまざまなハードルがありました~
2026-03-09
カテゴリ:土地
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実測するにあたり、時間をかけた測量の結果、ようやく分筆が可能に。
令和7年の春先くらいから行ってきた取引・・・、本日、ようやく終止符がうたれました。
この土地は、地主S様が保有し、その土地を借りて建物を所有する借地人がいます。
地主さんも借地人さんも先代かから相続で受け継いでます。
数十年前の借地契約がありました。
しかし、現在、調査した結果、権利関係など先代の皆様においてわからなかったことがありました。
その解決ができて子の決済・・・1年近くの取引となりました。
底地を購入いただいたM社さん。私の大切な仲間・・というか、戦友・・・。
昨年の中旬に、地主さんが土地を売りたい・・・ということから始まったのです。
さっそく、借地人にその旨を話しましたが、土地購入は行わず、土地を借り続けたいとのこと。
M社に相談した結果、売買の方向になり底地契約へと・・・。
調査の結果、公図には借地対象地の中に道路と国有地が・・・。国有地上に借地人の建物もあります。
地主さんはこの土地含め、数百坪の土地を所有し貸しています。そのため、今回の借地対象部分を分筆・測量する必要があります。
高齢者の地主さん、お仕事をお持ちの長男さんが動ける作業ではありません。プロの作業・・・、国有地の交渉、横須賀市との廃道の交渉・・・、これは一般消費者では無理に近いのです。
M社さんは、さっそく、指定弁護士、専門の測量会社、指定司法書士のチームを組んでくださいました。
一切の測量、分筆、裁判費用は買主であるM社が負担する前提ですすめました。
決済までは地主名義につき地主Sさんの協力も得ながら、土地を分筆できるようにすることを条件に契約締結、そしてスタートして今回の8か月間。
ようやく、分筆を行うことができるようになり、本日の決済を行うことができました。
地主S様の肩の荷もおりて、売却代金のみ受領し、全ての作業費用は買主M社が負担し、そのおかげで進むことができました。
39年の実務を行ってきた私でも、近年、稀にみる借地権と底地の権利関係でした。
M社さんには、底地を数か所購入いただいておりますが、今回ばかりは、専門的な部分でしかもM社の弁護士さん、土地家屋調査士さんにもお手伝いいただき完結の運びとなりました。
地主S様との取引は完結いたしましたが、今後、M社さんは、分筆後、国有地、廃道の取得手続きのため1年以上の作業にはいります。
当事者の皆様、本当にこの度はお疲れ様でございました。
そして、測量時、借地人さん同志の境も決める必要のため、借地人さんのご協力にも心から深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
本日は、決済、お引渡しの件で、売主S様、買主M社のS社長、おめでとうございました。




