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仲介営業担当によって、ご案内の仕方はさまざま・・・と実感した今日~富士山が見える横須賀市芦名別荘編~
2020-11-15
横須賀市芦名の売別荘の販売活動!
売主様から10月に専任媒介の契約をいただいているため、活動しています。
私の立ち位置は、「元付」または「物元」とよばれる立場です。
先日、アットホームWEBとレインズに情報公開をしました。
瞬く間に、前日までに2組の案内予約が入りました。
案内予約をいれてくれたのは、仲介会社からの依頼です。
内見したいお客様とは、購入先を見つけているお客様ですね。
そのお客様をお連れしてくださる仲介業者の立ち位置を、業界用語では「客付け業者」とよばれています(笑)。
今回の客付け業者は・・・・
午前中予約の湘南のT社。
そして、夕日のきれいな夕暮れ時の内見予約の横浜のS社。
話は飛びますが、湘南のT社の担当者は、不動産仲介経験はあまり長くないといってました。
一昨日、そのT社の担当者から一本の電話がありました。
お客様を案内する前に、その前日に自分だけ先に建物を見たいので朝9時に鍵をあけてくれないでしょうか?
という内容のものでした。
三浦市在住の私です。
昨日は、朝6時に起床し、会社によりまして、掃除をして朝8時30分には現場近く。
その向かっている最中に、T社の担当者からの一本の電話が・・・。
「これから〇〇(湘南地区です)を出ます!すみません、遅刻します・・・・」と。
結局、私はこの日のために、起床後3時間で芦名にきたにも関わらず、それから現場で60分間も待ちぼうけ・・・。
いろいろと、それぞれの事情があるのでしょうが・・・「遅刻は人の命を削っている」ことなのですからね。いいすぎかな・・・(笑)。
ここまではまだまだ譲れます。
大人ですから(笑)
考えられないのは、本日のT社の午前中の対応なのです。
T社の担当がお連れしてくるお客様は、現場で待っている私自身にとっては初対面。
失礼の無いように、窓も開け、スリッパも買ってきて、20分前から芦名の現場で待っておりました。
T社の担当者の車がみえてきました。
お客様を乗せてつつ、現場に停車するやいなや・・・。
担当者が下りた瞬間、私になんと何と言ってきたとおもいますか?
担当者は曰く、「私、これから次に見る物件の内見の段取りをしないといけないので、こちらのお客様を田中さんで案内してくれませんか?」・・・と。
愕然・・・。
もちろん、お客様には失礼がないように、私が説明をご案内させていただきました。
お客様はどことなく不思議な感じがしたでしょうね・・・。
私が案内中においても、T社の担当者は一切建物に入ってきませんでした。
外で電話を掛けたりきったり・・・待ったり・・・。
根本は・・・、T社の担当者の大切なお客様なのですから、対応はしっかりとしないとね・・・。
今回の対応をみて思った「心得」とは・・・!
自ら担当するお客様は、心底、大切にしましょう!
本日の夕方にお客様をお連れしてくださったS社の担当者。
接客も、対応も、肌で感じるほどのベテランでした。
数名のご家族をお連れしておりました。
現場で鍵を開けて待っていた私に、担当者がさっそく物件に対する質問をしてくださいました。
このタイミングでのこの質問は、S社の担当者が、事前に物件のことをよく調べて、図面も熟読し、自ら不明な点をすでにピックアップしていたのです。
ベテランと感じたのはこの対応も然り!です。
私は、S社の担当者に回答をさしあげ、その場で、速やかに、担当者から直接自らのお客様へ如才なく(落ち度がなく)説明をしてくださいました。
素晴らしいと思いました!
これが、本来の仲介業の姿なのです。
お客様は、仲介業者を信頼して付いてきているのです。
大きい買い物なのです。大切な資産なのです。
このことを忘れてはいけません。
最後になりますが、S社の担当者と案内後も世間話をしつつ、今後の話もしつつ、自然と相通じるコミュニケーションができました。
検討の結果が楽しみです。
その間に、不思議と、タイミングよく、近くの方が来られて「建物の中を内見したいのですが?」と・・・!
さっそく、私直接の担当として、ご案内をすることができました。
そのお客様の家族と一緒に、まわりが暗くなるまでお付き合いさせていただきました。
ご家族皆様はお人柄もよく、将来の目標も初対面の私に教えてくださいました。
なんとか貢献したいと思います。
本日、計3組のご案内が入ったこの芦名の物件。
なにより一番は、このきっかけをつくってくださった大切な売主様であるN様夫妻。
そのN様夫妻の目的を成就することが私の真の仕事でもあります。
そのためには、内見する方の目的も一緒に達成することで、N様夫妻の目的も叶えられます!
仲介とはそういうものです!
最後に、本日、内見されたお客様すべてを、今後とも誠心誠意しっかりとフォローして、N様にとって有意義な話で進めていけるように活動します。